不妊の原因:子宮筋腫|大阪の不妊鍼灸専門鍼灸院

不妊症・不妊治療について

不妊の原因:子宮筋腫

子宮筋腫とは

子宮にできる良性の腫瘍で、30歳以上の女性の20~30%にあるとされる
小さいものから10cmを超える大きさになる場合もあり、複数個できることが多く、
筋腫ができる場所によっては不妊や流産の原因になることもある

前提として
子宮筋腫があると診断されても、必ずしも不妊の原因になるとは限らない
子宮筋腫があっても妊娠・出産されている女性は多くいます
そのため、まずは子宮筋腫が不妊の原因になっているか見極めることが大事

子宮の構造
子宮は3層 : ①筋層 ②内側の子宮内膜 ③外側の漿膜(しょうまく)
子宮筋腫は主に筋層に発生し、筋層内だけでなく、子宮の内側・外側にも育つことがある


筋腫のできる場所

子宮体部95%(そのうち、筋層内筋腫70%、漿膜下筋腫20%、粘膜下筋腫10%)
子宮頸部5%(頸部筋腫)

子宮体部にできる筋腫
1)粘膜下筋腫 子宮の内側に向かって大きくなる
 子宮の内側に筋腫が出てくるため、子宮内膜が引き伸ばされて面積が大きくなり、
 小さい筋腫でも月経異常(出血期間が長い、経血量が多い)など、症状が出るのが早い
 卵管口をふさいだり、着床の妨げになることがあり、筋腫の中でもっとも不妊につながりやすい
 
2)筋層内筋腫 子宮の筋層の中で大きくなる
 筋腫が大きくなると子宮が変形、下腹部のしこり、子宮内膜が引き伸ばされると月経異常も起こる
 子宮の変形による着床障害や、筋腫で卵管が圧迫されると不妊の原因になる可能性

3)漿膜下筋腫 子宮の外側に向かって大きくなる
 子宮の外側に筋腫が大きくなり、月経に関連した症状が現れにくく、不妊との関連は低い
 筋腫が大きくなると下腹部の膨らみやしこり、膀胱・直腸が圧迫されて頻尿や便秘を起こす

子宮頸部にできる頸部筋腫
 膣からの出血、性交痛、排尿が妨げられるなど、自覚症状が現れることがある
 子宮頸部に筋腫があると、子宮体部にも筋腫があることが多い

検査・診断
基本→外診、触診(腟内)、超音波検査(エコー)
必要に応じて→CT・MRI検査、細胞診、血液検査

自覚症状
月経異常:月経が10日以上続く、経血量が多い(レバー状)、不正出血、ひどい月経痛など
その他:貧血、下腹部のしこり、動悸や息切れ 筋腫が膀胱や直腸を圧迫すると腰痛、頻尿、便秘
 ※子宮の内側の筋腫は小さくても症状が強い、子宮の外側の筋腫は大きくなっても症状がでにくい

原因 ※明確にされておらず諸説ある
・エストロゲン(女性ホルモン)の影響
  子宮筋腫は、月経前の女性にはなく、閉経(エストロゲンが減少する)すると小さくなるため、
  エストロゲンと大きく関係するとされ、分泌が活発な20~30代に増える
  月経のたびにエストロゲンが分泌され、筋腫が大きくなると言われる
・生活習慣(特に食事の欧米化、欧米は子宮筋腫が多い)
・ストレス(ホルモンバランスの乱れ)

続きはコチラ→子宮筋腫の治療法